学会誌『臨床実践の現象学』

Journal of Clinical Phenomenology

学会誌『臨床実践の現象学』は無料公開のオンラインジャーナルです。投稿についてはページ下部をご参照ください。

第5巻第3号 (2022) Newest!

田中雅美「意思の確認が難しいこどもの日々のコミュニケーションの構造:現象学的研究」

Daily communication structure between a child with communication difficulties and the mother: "A phenomenological study"

第5巻第2号 (2022)

近田真美子「意味のある支援―重度の精神障害者の地域生活を支える看護実践の現象学的研究」

Phenomenological study of a nursing practice that supports community life for people with severe mental illness

第5巻 第1号 (2022)

生駒妙香「特定妊婦と関わる地域助産師の実践の現象学的記述 -母親と社会をつなげる支援-」

A Phenomenological Description of the Practice of Community Midwives Caring for Tokutei Ninpu (Socially Vulnerable Pregnant Women) : Support for Linking Mothers and Society

第4巻 第1号 (2021)

徳光薫「大人の発達障害の自助会を主催する意味」

Meaning of hosting a self-help group for adults diagnosed with developmental disorders

第3巻 第4号 (2020)

中里晋三「〈生活の場に居続けられる〉-児童生活臨床における養育実践の成り立ち」

Staying in the life-space: A phenomenology of fostering in residential child care

第3巻 第3号 (2020)

野口綾子「はざまの人をケアする Light sedation 中の人工呼吸器装着患者をケアする ICU 看護師の実践の現象学的分析」

Caring for unfathomable people: A phenomenological analysis of the practice of an intensive care unit nurse caring for lightly sedated, mechanically ventilated patients

第3巻 第2号 (2020)

杉林稔、小林道太郎、坂井志織 「母であり看護師である女性が関節リウマチを患うこと」

A study on the experience of a mother and nurse suffering from rheumatoid arthritis

第3巻 第1号 (2020)

田中雅美「我が子が死にゆく過程の記憶と共に生きてきた母親の語り」

The story of a mother who lives with the memory of her child’s death

第2巻 第1号 (2019)

細野知子「探究し続ける食事・運動実践―糖尿病治療で知ったよろこびをきっかけに」

In Search of Diet and Exercise Routine: Triggered by the Joy Found in Diabetes Treatment

第1巻 第1号 (2018)

坂井志織「つながりにくい時間―しびれている身体で生きられた時間」

Time Prone to Disconnection: Lived Time in a Numb Body

投稿規定

1.応募テーマ​

 現象学的な質的研究に関するものとする。ただし未公刊のもので、他の学会誌などに投稿していないものに限る。

2.応募資格

 著者および共著者の全てが臨床実践の現象学会に登録しており、月例の研究会に参加したことがある者とする。

 前年度の当学会誌に公募論文が掲載された者を除く。ただし編集委員会から依頼された原稿についてはその限りではない。

3.執筆要領

  • 300語程度の欧文要旨 (英・独・仏語のいずれか) とその日本語訳を作成すること。要旨も評価の対象とする。欧文は投稿者の責任において専門家の校閲を受け、投稿時にはその証明となる書類を添付すること。

  • 句読点を字句数に数える。

  • 枚数は厳守のこと。

  • 本文と注を 40 字 × 40 行でレイアウト(改行などによるスペースも含む) 13 枚以内(文献を含む・図、写真を除く)。

  • 文献の記載方法:APAスタイル(こちらのページを参照)

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4.提出要領

 論文原稿、欧文要旨及びその日本語訳を clinical.phenomenology.journal@gmail.com に送ること。

​ ただし、原稿および要旨には氏名・所属を記載しないこと。

5.原稿の受付および採択

  • 原稿は随時受け付ける。投稿の原稿の受付日は、メールでの投稿の受信日とする。ただし本会投稿規定に従っていないものは受け付けないことがある。

  • 論文はすべて原著とし、原稿の採択は査読を経て編集委員会が決定する。

  • 選考は、独創性、分析の的確さ、文献の的確さ、倫理的配慮などの基準に従って行う。

  • 査読は編集委員会委員および編集委員会によって委嘱された外部査読委員から、2名もしくは3名のブラインドレフェリーによって行われる。

  • 編集委員会の判定により、原稿の修正を著者に求めることがある。また、不採用になったものについては、その結果と理由を通知する。

6.編集委員会

 以下の委員により構成する(任期2年、再任あり)。

  • 村上靖彦

  • 西村ユミ

  • 榊原哲也

  • 菊池麻由美

  • 坂井志織

  • 小林道太郎(委員長)

  • 村上優子

  • 野口綾子(事務局)

7.倫理的配慮

 論文のもとになる研究は倫理的に配慮され、その旨が論文中に明記されていること。なお明記する際は施設や個人が特定されないよう留意すること。原則として主となる研究者が所属する施設の倫理委員会の承認を得ていること。倫理審査を受けていない場合は事前に編集委員会に相談のこと。

8.著作権規定

 最終投稿論文は、本学会誌web上に公開される。なお本学会誌に掲載された論文などの著者権は著者に帰属する。本学会誌に掲載された論文等が第三者の著作権その他の権利及び利益の侵害問題を生じさせた場合、当該論文等の著作者が一切の責任を負う。

9.利益相反

​ 著者全員において、当該研究の遂行や論文作成において、利益相反となるような経済的支援を受けた場合には、投稿時にその旨を申告する。利益相反状態が存在しない場合には、本研究における利益相反は存在しないと記載して申告する。

10.その他の規定

  • かつて「不採用」と判定された投稿者が、新たに論文を投稿し、この新規投稿論文が旧論文とほぼ同内容と判断された場合は、「二重投稿」とみなし、「不採用」とする。

  • 査読後の再投稿に際し、字句修正指示を受けた修正稿を提出する場合は、論文原稿、欧文要旨及びその邦訳を添付ファイルとしてEメールで臨床実践の現象学会事務局まで送付する。

  • 査読を経て、編集委員会で受理された投稿原稿については著者校正を1回行う。ただし校正の際の加筆は原則として認めない。

  • 投稿原稿の個人情報は厳重に管理し、学会事務に必要な範囲以外の使用は行わない。

お問い合わせ

【ジャーナル事務局】小林道太郎、野口綾子

【連絡先】clinical.phenomenology.journal@gmail.com